前回からの続きです。
ERFで拡大表示している際、MFアシストがスタンダードでも時折画質が荒くなってピントをあわせ辛くなることに最近気づきました。
今までは完全フルマニュアルで露出を決定していたのですが、最近のACROSラッシュでどうせなら状況によって粒状感が出るようにしようとシャッタースピードとISOをオートにした絞り優先AEで露出補正ダイヤルで露出を変えるようにしてみました。
この時、特にACROSを使っているときなどに顕著なんですが、露出補正ダイヤルをそこそこマイナスに回しているとERFの画質がかなりノイジーになるんです。
これは困ったなぁと思ってたんですが、偶然にも解決法を見つけました。
それは【ナチュラルライブビュー】機能をONにすること。
ナチュラルライブビュー機能自体はONにするとほぼ全てのフィルムシミュレーションを含む画質設定が反映されません。
撮影効果を反映せず、ソフトな階調で逆光シーンの暗い部分などの被写体を見やすいようにした画像が画面に表示されます。表示される画像の色味、階調は記録される画像と異なります。また、モノクロ、セピアでは一部撮影効果を反映した画像が表示されます。
正直色味の目安が分からないこの機能はX-Pro3を習熟しきるまで使うことはないだろうと思っていたんですが、この機能の効果によりノイズが抑えられ逆光でもピントを合わせ易くなることが分かったので、今後はERFでのフォーカスチェック時には積極的に使っていこうと思います。
今回のカメラ+レンズ:
FUJIFILM X-Pro3 + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 P II VM
今回のランダム生成カスタム設定:
フィルムシミュレーション = ETERNA モノクローム カラー = WC : ―, MG : ― グレイン・エフェクト = OFF カラークローム・エフェクト = 弱 カラークローム ブルー = 強 ホワイトバランス = 水中 WBシフト = R : 3, B : 0 ダイナミックレンジ = DR200% Dレンジ優先 = OFF トーンカーブ = H : -1, S : 0 カラー = +1 シャープネス = -1 ノイズリダクション = 0 明瞭度 = -2
※WBシフト色見本[■]
カスタム設定寸評:あったかエテルナ
- 思いのほか暖色系の彩度が保たれる感じがあるのでETERNAで花などを入れ込むときに良さそう
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